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福岡の商業施設「ミーナ天神」、隣接する「ノース天神」と統合し2023年増床開業へ
増床オープン後のミーナ天神の外観イメージ(ファーストリテイリング発表資料より)[写真拡大]
福岡市天神地区の商業施設「ミーナ天神」(中央区天神)が、隣接の商業施設「ノース天神」と統合され、2023年春に増床オープンすることになった。ミーナ天神を運営するファーストリテイリングが明らかにしたもので、8月に一時閉館したあと全面改修し、売り場面積が現在の2.5倍に当たる約2万2,000平方メートルの大型商業施設に生まれ変わる。
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ミーナ天神はマツヤレディスビルを一括賃借して2005年にオープンした都市型商業施設で、地下2階、地上8階建て延べ約1万4,000平方メートル。福岡スタンダード石油が所有し、ファーストリテイリングが運営している。現在は売り場面積約8,300平方メートルで、ファストファッションの「ユニクロ」、生活雑貨などの「無印良品」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」など約30店が入居している。
ノース天神は福岡スタンダード石油が所有し、オー・エイチ・アイが運営する商業施設。家具・インテリアの「ニトリデコホーム」、衣料品の「しまむら」などが出店している。両施設の統合、全面改修により、ミーナ天神の売り場面積は約2万2,000平方メートルに増床される。
ファーストリテイリングは衣料品や生活雑貨を扱う大型テナントを中心に誘致する方針。グループ企業では、ユニクロが引き続き入居するほか、衣料ブランドの「ジーユー」、ラグジュアリーブランドの「セオリー」、セレクトショップの「プラステ」も登場する。このうち、ユニクロとジーユーは九州最大規模の大型店とする。
天神地区は福岡市が音頭を取って大規模な再開発が相次いでいる。今後、仕事や買い物で天神地区を訪れる人がさらに増えると予想されているだけに、ファーストリテイリングは全面改修後のビルの1~3階部分をガラス張りにして、新しい街並みになじむ外観に変える。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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