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トヨタ、プロボックスを一部改良 価格抑えた新グレード「GX」をHV車に設定
トヨタは22日、商用車として人気が高いプロボックスの一部改良を行うとともに、ハイブリッド車には新グレード「GX」を設定して22年1月6日に発売すると発表した。価格は、149万1,000円~201万4,000円で、新グレード「GX」は179万円(価格は消費税込)。
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■一部改良の概要
今回の改良では、AC100V・100Wのアクセサリーコンセントをマルチホルダー下に設置。パワースイッチがONのときに使用でき、「GX」以外には標準装備となる。
■新グレード「GX」
ハイブリッド車には新グレード「GX」を設定。装備をある程度限定することで価格を抑え、新規ユーザー獲得を狙う。ハイブリッド車の中では最廉価グレードとなり、「GX」が設定されたことで中間グレードになった「GL」とは約17万円の価格差がある。
フロントワイパーが間欠式になり、ドアサッシブラックアウトの適用がないなど装備の多くがガソリン車の「G」グレードと同様だ。寒冷地仕様(2万2,000円)を選択すると、ヒーターリヤダクト、PTCヒーターなどが装着されることに加え、フロントの間欠ワイパーが時間調整式になるとともにリヤ間欠式ワイパーが同時装着される。北海道のみ寒冷地仕様が全車標準装備となる。
「GX」以外に標準装備されたアクセサリーコンセントに関しては、「GX」では1万2,100円のメーカーオプションとなる。その他のオプション装備については、「F」、「GL」に準じたものとなっている。
プロボックス全体を見てもメーカーオプションの選択肢が約10個と少なく、商用車として完成された状態にあることが見て取れる。今後はよりユーザーニーズを把握した装備などを設定する方向で進むのだろう。現行型になって7年がたち、ハイブリッド車が追加されて3年がたった。新型への期待も高まるが、最近のEVシフトへの道も考えられるため、今後の動向も気になるところだ。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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