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九州初の「ららぽーと」、2022年4月開業へ 福岡市青果市場跡の商業開発
フードマルシェの開業イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]
三井不動産、九州電力、西日本鉄道が、福岡市青果市場跡で開発を進めている「三井ショッピングパークららぽーと福岡」(福岡市博多区那珂)が、2022年4月開業と決まった。旧青果市場の記憶を受け継ぐ「フードマルシェ」や、西鉄ストアが手掛ける食の新業態店舗などが登場、九州初のららぽーととして新たなにぎわいを創出する。
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ららぽーと福岡は、約8万6,600平方メートルの敷地に建設される鉄骨地下1階、地上5階建ての店舗棟、鉄骨地上7階建て2棟の立体駐車場で構成される。延べ床面積は立体駐車場を含めて約20万6,000平方メートル。約3,000台分の駐車場を確保する。
出店する店舗は、フードマルシェや西鉄ストアのほか、商業施設では食品雑貨とレストランを組み合わせたグローサラントとして旧青果市場の仲卸が運営する「マーケット351」、ECサイト「ベイクルーズストア」のリアル店舗、靴の「ABCマート」、服飾雑貨の「ローリーズファーム」、生活雑貨の「ロフト」、ファッションの「ライトオン」などが登場する。
娯楽施設では、9スクリーン、約1,300席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」などが入る。社会学習施設では、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」、日本最大級の木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」。スポーツ施設では、陸上トラックやバスケットボールコートなどを備えた「スポーツパーク」、フットサル・サッカースクールの「MIFAフットボールパーク福岡」がオープンを予定している。
これまでに183店舗の出店が決まっているほか、エンターテイメント拠点の象徴として実物大のガンダムや「ガンダムパーク福岡」の整備も計画しており、商業・娯楽の一大拠点が誕生する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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