東京為替:1ドル110円20銭台、日経平均は下落、中国美団・創業者が2500億円を寄付へ

2021年6月4日 15:07

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記事提供元:フィスコ


*15:07JST 東京為替:1ドル110円20銭台、日経平均は下落、中国美団・創業者が2500億円を寄付へ
午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=110円20銭台で推移。中国のフード配達事業の美団の創業者、王氏は、保有株の1割程度である、5730万株、176億香港ドル(2500億円相当)を慈善基金に寄付するとロイターが報じている。中国当局は、新興大手企業に対する締め付けを強化しており、国家の優勢課題に私財を投じる形で、潔白さをアピールするもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が116.59円安で本日の取引を終了した。後場に入りトヨタ<7203>など自動車株が上げ幅を拡大し相場をけん引していたが、ソフトバンクG<9984>や東京エレクトロン<8035>など指数に寄与度の高い銘柄が下落し、相場の重しとなったようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>も変わらずまで値を戻しており、相場を下支えしたもようだ。《FA》

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