横浜の高島屋港南台店跡、無印良品やノジマなど8店が出店へ

2021年1月10日 17:30

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無印良品などが入居する港南台バーズ(相鉄グループ発表資料より)

無印良品などが入居する港南台バーズ(相鉄グループ発表資料より)[写真拡大]

 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは、2021年春にリニューアルオープンを予定している横浜市南区港南台の相鉄港南台ビル高島屋港南台店跡に、無印良品やノジマ、ユニクロなど大型専門店8店が入居することを明らかにした。同じ相鉄港南台ビル内の商業施設「港南台バーズ」が増床して再出発するもので、運営に当たる相鉄グループが核店舗の役割を果たす後継テナントを探していた。

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 高島屋港南台店は、JR港南台駅前の相鉄港南台ビルに1983年開業。地下1階から地上5階までの約1万7,000平方メートルを占め、駅前の核店舗となってきたが、近年は売り上げ不振に苦しみ、2020年8月に閉店した。港南台バーズは、高島屋港南台店と同じ相鉄港南台ビル内で、スーパーの相鉄ローゼンを核店舗として運営してきたが、高島屋港南台店跡に売り場を増床する。現在の店舗数は相鉄ローゼン、シネサロンを除き、85店舗。

 地下1階と地上1階には無印良品が入居する。食の大型売り場を備えた関東初の店舗となり、売り場面積も関東最大。他に生活雑貨や衣料品も販売する。3階には衣料品のユニクロ、GUが入る。このうち、ユニクロは現在の売り場を2.5倍に広げ、上質なカジュアルウエアをそろえる。

 4階はホームセンターのコーナン、5階は家電量販店のノジマ。2階は写真館のスタジオマリオ、ベビー・キッズ服の赤ちゃん本舗が入る他、室内キッズスペースを新設。授乳室とおむつ替え室を増設する。屋上には幼児から小学生までが遊べる遊具エリア、家族で楽しめるバーベキューエリアを設け、子育て世代のサポートに力を入れる。この他、宝くじ、ギフトカード販売の大黒天宝くじも登場する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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