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利用イメージ。(三越伊勢丹ホールディングス発表資料より)[写真拡大]
三越伊勢丹グループが、横浜市西区南幸の相鉄横浜ジョイナスで運営する商業施設「フード&タイムイセタンヨコハマ」クリスマスキャンペーンに、検温と案内機能を持つ新型ロボットが登場して新たな店舗体験を演出する。ロボット向けプラットフォーム提供のIGPロボティクスと共同で企画したもので、12月1日から25日までのキャンペーン期間中、ロボット活用のモデルケースとして登場する。
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登場するのは、中国UBテック社製のAIコミュニケーションロボット「クルザー・アンチエピデミックモデル」。高さ約1メートル40センチ、幅65センチ、重さ46キロで、11.9インチの画面とタッチパネルを備え、稼働時間は8時間。移動速度は秒速30~70センチで調整できる。
自動で地図を作成して施設内を自在に移動し、顔認証機能により利用客を特定してサーモカメラで発熱状態を調べるほか、日本語でコミュニケーションを取ることが可能。これまで人にしかできなかった業務を代行することができ、売り場の案内やPRなどをしてくれる。このタイプのロボットが日本の商業施設に導入されるのは、今回が初めてとなる。
フード&タイムイセタンヨコハマは相鉄横浜ジョイナスの地下1階に2018年オープンした商業施設。テイクアウトとイートインの軽食、駅需要特化型の食料雑貨と生鮮食品、ダイニング、バー&レストランの4つのコーナーで構成され、横浜駅直結の利便性が利用客に受けている。
三越伊勢丹は新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状を憂慮し、徹底的な防止策を講じながら営業を続けている。ロボットを導入することで感染対策をさらに強化しつつ、ウイズコロナ時代のより楽しい買い物空間を提供したい考えだ。今後、他の施設でもロボットの導入を検討することにしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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