減便で格納期間が長引いたボーイング737、降下開始点以降でエンジン停止の可能性

2020年7月27日 08:40

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

米連邦航空局(FAA)は23日、ボーイング737を対象とした緊急の耐航空性改善命令(AD)を発行した(緊急AD: PDFSlashGearの記事Ars Technicaの記事Aviation Safety Networkの記事)。

FAAではボーイング737でエンジンの抽気逆止弁第5段が開いたままになり、エンジン1発が停止したとの報告を4件受けているという。この問題は逆止弁内部の部品が錆びることで発生するもので、離陸時の出力で弁が開くとそのまま動かなくなり、降下開始点で出力が下がっても閉じない可能性がある。その結果、エンジンが停止して再起動もできなくなるとのこと。COVID-19パンデミックによる減便で格納期間が長引いたことが原因とみられ、2発ともに錆が発生した場合は不時着の可能性もある。

ADの対象は737クラシック(-300/-400/-500)および737NG(-600/-700/-700C/-800/-900/-900ER)。運航会社は7日以上運航しなかった対象機材を使用する前に抽気逆止弁第5段の検査を行い、問題があれば交換が求められる。 

スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 電力 | 医療 | アメリカ合衆国 | 交通

 関連ストーリー:
気圧高度計の自動温度補償を使用すると誤った旋回方向が指示されるフライトマネージメントシステムのバグ 2020年06月03日
エアバス、A350型機で操縦室内の液体禁止ゾーンを定義 2020年02月09日
ボーイング737 NGで特定の滑走路へ計器進入する際にのみ発生する問題が確認される 2020年01月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワードボーイング

関連記事

広告

広告

写真で見るニュース

  • 新型「N-ONE Original」(画像: 本田技研工業の発表資料より)
  • スイフトスポーツ(画像: スズキの発表資料より)
  • 太陽の活動が極大となった時(左・2014年4月)と極小になった時(右・2019年12月)の比較。2019年12月はソーラーサイクル25の始まりと考えられている。(c) NASA/SDO
  • 新型フェアレディZプロトタイプ(画像: 日産自動車の発表資料より)
  • ARナビゲーション(欧州仕様)(画像: メルセデス・ベンツ日本の発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース