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Apple、Macのプロセッサーを2年間で自社製に移行する計画
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Appleは日本時間23日、Macのプロセッサーを同社製に移行する計画をWWDCで正式に発表した(プレスリリース)。
PowerPCからIntelへの移行以来最大のアップデートになるというティム・クック氏の発表後、先に次期macOS「Big Sur」をデモしていたクレイグ・フェデリギ氏はデモ機がiPad Proと同じA12Z Bionic SoCを使用していたことを明らかにし、Microsoft OfficeやPhotoshop、Final Cut Proなどの滑らかな動作を紹介した。IntelベースMac用アプリも多くがRosetta 2による変換で動作し、iOS/iPadOSアプリがそのまま動作する様子も紹介された。
Apple製プロセッサーを搭載する最初のMacは年内に発売され、およそ2年間で移行を進める計画だという。IntelベースMacの新モデルも開発が進められており、数年間はmacOS新バージョンでIntelベースMacを引き続きサポートするとのこと。同日発表されたXcode 12を使用すれば多くの場合はコードを変更することなく、Apple製プロセッサーを搭載する新しいMacでネイティブ動作しつつ、IntelベースMacもサポート可能なUniversal 2アプリが作成できるという。
開発者向けにはUniversal App Quick Start Programが提供され、プログラムに参加すればA12Z Bionic搭載のMac miniを含むDeveloper Transition Kit(DTK)が利用可能になる。プログラム参加費用は総額500ドルとのことだ。
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