自動車のドレスアップの定番「ガーニッシュ」とは?

2020年4月6日 07:12

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ホンダ・オデッセイ用のリアガーニッシュ(画像: 本田技研工業の発表資料より)

ホンダ・オデッセイ用のリアガーニッシュ(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

 自動車を買うにあたり気になるのが、オプションパーツの選択であり、定番のひとつに「ガーニッシュ」がある。多くの自動車メーカーでは新車用のガーニッシュを展開しているほか、社外品としてもネットショップなどでも販売されている。ガーニッシュの意味や使い方を知らないが、今後車を買うかもしれない人のために、ここで定義を伝えておきたい。

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 ガーニッシュとは英語で装飾物を意味する「Garnish」である。すなわち車をおしゃれに飾るためのアイテムで、直接性能などに影響は与えない。車のバンパーやサイドだけでなく、車内の特定の場所に飾るものもあるなど、ガーニッシュのパターンは多種多様だ。

 装着により高級感やスポーティな雰囲気を引き出し、洗練された見た目に車を変えられる。ガーニッシュは自動車業界において、おしゃれ目的のアクセサリーをひとまとめにした言葉である。

 車の外部を意味するエクステリアのガーニッシュは、主にドアの真下にある縁に飾るサイドガーニッシュ、リアのトランクとナンバープレートの間にある一辺などに装着するリアガーニッシュなどが代表的だ。ほかにもバンパーやナンバープレートなど、さまざまな部位に対応したパターンを見られるため、ディーラーのカタログで見られるアクセサリーリストなどをチェックしたい。

 車内であるインテリア用のガーニッシュにも要注目だ。助手席の正面にあるインストゥルメントパネル、シフトレバー、ドアノブなど、さまざまな場所にガーニッシュを飾れる。好きな場所を選べば、ワンポイントでおしゃれを引き立たせられるだろう。

 ガーニッシュの素材は金属製が多いが、インテリア用の木目、カーボン柄など複数あり、ユーザーの好みに合わせて選べる。装飾がメインの目的だが、小石などの異物がぶつかっても損傷から車を守れるなど、実用面で効果を示すものもある。車を買いたくなったら、バラエティに富んだガーニッシュの世界に触れてみるのもよいだろう。

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