関連記事
スズキ、満を持して人気の軽クロスオーバー「ハスラー」をモデルチェンジ
ほぼ6年ぶりにフルモデルチェンジとなった軽クロスオーバー「ハスラー」、写真はハイブリッドXターボ、161.26万円(FF車)[写真拡大]
スズキは、軽自動車のトールワゴンタイプの乗用車とSUVを融合させた軽乗用車「ハスラー」を全面改良し2020年1月20日より発売する。
先代ハスラーは2014年1月のデビュー以来、広い室内空間の軽ワゴンとSUVを融合させた新しいジャンルの軽クロスオーバーとして幅広いユーザーの支持を集めた。
新型「ハスラー」は、「もっと遊べる! もっとワクワク!! もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトに、トレンドやライフスタイルの変化に対応しながら、新しい楽しさ、ワクワクを提案し、お客様の想像力や行動力をかき立てる新たなハスラーを目指して開発したとしている。
エクステリアは、ひと目でハスラー直系と分かる個性的なデザインに、アウトドアアイテムから発想を得て機能性を追求したタフネスや力強さを融合させた。丸型ヘッドランプとスクエア基調のグリルは特徴的なアイコンとして踏襲し、フードを持ち上げることで厚みのある顔周りを表現している。立てたAピラーとロングルーフによるスクエアな大きなキャビン。ピラーをボディ同色とし、ピラーの存在をしっかり見せることで、力強く、頑丈なイメージを持たせた。鉄板による張りや曲げなどの特徴を追求し、強く深みのあるボディ断面を表現したフードとサイド。リヤクォーターガラスを設置し、広い視界を確保した。
インテリアは荷室側からも操作可能なリヤシートスライドや、荷室下に防汚タイプラゲッジアンダーボックスを採用するなど、使い勝手を進化させている。
軽量化と高い剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」、環状骨格構造などを採用し、ボディ全体で剛性を高めて優れた操縦安定性と乗り心地を実現した。
新しいパワートレーンは、新開発R06D型エンジン(NA車)と新開発CVTを組み合わせ、低速域から中高速域までの実用的な速度域で優れた燃費性能と軽快な走りを実現した。同時に、マイルドハイブリッドシステムを全車に搭載した。
また、4WDシステム搭載車は、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新たに採用。ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂で車速約7km/hを維持する「ヒルディセントコントロール」とあわせて4WD車に標準装備する。
安全面では、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加え、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を標準装備し、前後の安全性能を高めた。さらに、ターボ車には、全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(スズキ軽初)や車線逸脱抑制機能(スズキ軽初)を装備するなど、安全運転を支援する機能を充実させた。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車」に該当する。
最後に価格、NAモデルのFF車は136.51万円から151.8万円。ターボFF車は145.97万円から161.26万円。4WD車は13.42万円のエクストラチャージが必要だ。(編集担当:吉田恒)
■関連記事
・2035年の市場が58倍? マイルドハイブリッドは日本の自動車産業の救世主となるか
・トヨタとスズキ、自動運転を含めた提携関係構築推進を目指し、資本提携発表
・N-BOXの強さが目立つ2019年上半期新車販売、軽自動車社会がますます鮮明に
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク