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ウィラ―、シンガポールで自動運転のシャトル運行を開始
NAVYA shuttle。(画像::WILLER発表資料より)[写真拡大]
自動運転は少しずつだが現実のものとなりつつある。WILLERは、シンガポールの代表的観光地である植物園「Gardens by the Bay(以下、GBTB)」で、10月26日から有償の自動運転車両のシャトル運行を開始したと発表した。
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サービスに使われる車両はNAVYAのもので、自動運転技術はSTELが提供する。WILLERはコンテンツの規格、車両開発、そしてオペレーションの担当だ。
GBTBに来園するユーザーに移動を提供するだけでなく、乗ることそのものにアトラクション性を持たせるという。ドライバーの有無だけの問題ではない、自動運転のポテンシャルを活かした新たな移動体験モデルの提供というわけだ。
車体はGBTBの雰囲気に合わせてカラフルなものとなっており、夜間の運行時には窓がモニターに変わり、夜の植物園の雰囲気にマッチしたイルミネーションを投影する。
運航開始日は2019年10月26日から、運行ルートはBayfront PlazaからFlower Domeまで片道約1.7キロメートル。導入される車両はNAVYA shuttle2台である。
運行時間は毎日10時から21時まで。料金は大人が5シンガポールドル、3~12歳の子供は3シンガポールドル。なお、運転は自動だが無人なわけではなく、安全管理のためのセキュリティスタッフが乗車している。
チケットは、当日購入のほか、停留所のキオスク端末と専用アプリでも購入可能だ。乗車時にQRコードが記載されたチケットを提示し、それをセキュリティスタッフがスキャンして予約を確認すると、乗車できる。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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