関連記事
常時車に備えておくと便利なもの (3)
車室内の細部・暗部を覗くにはこれでも十分役に立つ ©sawahajime[写真拡大]
「常時車に備えておくと便利なもの(2)」で10アイテムを紹介したが、まだまだ積んで置くと便利なものがある。なにぶん、ランダムに挙げているので、その辺はご了解願いたい。
【前回は】常時車に備えておくと便利なもの (2)
●困った時に便利
(11)10円硬貨、100円硬貨
いきなり何故、硬貨だと思うかも知れないが、自販機の飲料購入や駐車料金支払いの為では無い。地震などの大規模災害が発生すると、民生用つまり個人商店や企業、家庭用の電話回線は停止される。
しかし警察や消防、官公庁や学校といった、公共性が高い所は、緊急回線の意味合いで確保される。そして公衆電話の回線も、緊急回線側に含まれている。
携帯電話の中継基地局が被災したり、通話が集中して繋がらない場合には、公衆電話を見つけて、留守宅や関係先が被災エリア外であれば、無事を伝えて、そこから関係先に伝えて貰えば良い。
勿論、駐車料金の支払いや、飲料購入に使っても構わないが、車外から見える場所に置くのは避けた方が良いだろう。
(12)懐中電灯
100円ショップに行くと、結構沢山の種類の懐中電灯が売られている。夜間以外にも、インパネの下側を覗いたりする場合には必要だ。安い物だし、置き型と手持ち型とか、種類が違うものを複数積んで置くと便利だ。
(13)手袋
筆者の場合は、普通の綿の軍手、手のひら部分にゴムコーティングしたもの、皮手袋の3種類を積んでいる。
(14)ビニールテープと(15)ガムテープ
緊急補修には欠かせない。物損で車体部品を応急修理したり、ランプベゼルの欠損時の水の侵入防止など。また、コード類を抑えたり、コードの接続部の絶縁にはビニールテープが欠かせない。
(16)キッチンはさみ
これは「サバイバル工具」としてシートベルトカッターとガラスを割る用途の品を積んでいるなら主要用途は重複する。出先で買い物して、タグや値札を切るのにも便利だ。
安価なハサミでも良いが、100円ショップで売っているものよりは、しっかりした物を選んで欲しい。万一の際のシートベルト切断と、肉厚のしっかりしたハサミなら、先端部でガラスを割れる。
シートベルトを装着していると、水に落ちた際に危険だと云う人が居るが、これは間違い。転落した際にベルトをして居ないと、車内に頭をぶつけたりして失神し、溺死する可能性がある。ベルトをして居れば、水没して万一ベルトが外れなくても生存可能だ。
備えあれば患いなし。リスクマネジメントとは、最悪の事態を想定しておく事が必要だ。(記事:沢ハジメ・記事一覧を見る)
スポンサードリンク