ブランチ札幌月寒、7月19日に一部先行オープン 10月グランドオープン

2019年7月16日 18:22

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ブランチ札幌月寒のイメージ(画像: 大和リース発表資料より)

ブランチ札幌月寒のイメージ(画像: 大和リース発表資料より)[写真拡大]

 大和ハウス工業グループの大和リースは16日、札幌市豊平区月寒で整備している複合商業施設の「ブランチ札幌月寒」を19日に一部先行オープンさせることを明らかにした。グランドオープンは10月の予定で、全37店舗のうち10店舗がひと足早くお目見えする。

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 ブランチ札幌月寒は、北海道立産業共進会場(月寒グリーンドーム)跡地約4万4,000平方メートルに建てられた鉄骨平屋、鉄骨2階建ての計7棟で構成される。延べ床面積は7棟合計で約1万5,000平方メートル。約470台分の駐車場と約130台分の駐輪場を備えている。

 出店する店舗は最終的に物販店、飲食店、医療機関、児童施設など37を予定しているが、このうち10店舗が10月のグランドオープンを待たずに19日に先行オープンする。主な店舗はNTTドコモ、ソフトバンクの携帯ショップ、スターバックスコーヒー、体操教室のジュンスポーツクラブ、じゅんのめ保育園、手打ちそばさくらの定食屋など。8月にはフィットネスクラブのスポーツアカデミー、お菓子のろまん亭が追加オープンする。

 緑が豊かな周辺環境との調和を図るため、公園機能を備えた複合商業施設となる。施設の中央には広さ約1万3,000平方メートルの回廊型公園「コポロパ」が整備された。コポロパはアイヌ語で「そのことで成長する」を意味する「ko-poro」と、英語で公園を表す「park」を組み合わせた造語で、緑に囲まれた中、清らかな水が流れ、地域の人たちが癒しと憩いの時間を持てるように設計されている。

 北海道立産業共進会場は産業関連の共進会のほか、スポーツ興行や見本市会場としても使用され、市民に親しまれてきたが、老朽化のために2016年3月で閉鎖された。都心近郊に位置する広大な公共用地とあって、さまざまな利用方法が地元で取りざたされる中、跡地売却にかかわる公募型プロポーザルで大和リースが事業者に選定され、複合商業施設として跡地活用に入っていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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