イオンスタイル美園三丁目、さいたま市で4月26日オープン

2019年4月5日 20:06

印刷

イオンスタイル美園三丁目のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)

イオンスタイル美園三丁目のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは、4月26日に、さいたま市緑区美園で「イオンスタイル美園三丁目」をオープンさせる。戸建住宅、マンションの増加で子育て世代が多い地域特性を考慮して新鮮野菜など食の充実に最も力を入れ、好みの惣菜をその場で食べられるイートインコーナーの「ここdeデリ」を設ける。

【こちらも】愛知のイオンモール東浦、4月に増床リニューアルオープンへ

 イオンスタイル美園三丁目は、隣接の駐車場を含めて敷地面積約5,200平方メートル。平屋の建物に約1,600平方メートルの売り場面積を持ち、74台収容の駐車場、53台収容の駐輪場を備える。

 野菜は浦和市場からの直送コーナーを設け、季節に合わせた新鮮さを届ける。健康志向の高まりに配慮し、農薬や化学肥料に頼らずに育てたオーガニック野菜も取りそろえる。

 イートインコーナーは約40席分を用意する。温かいでき立ての惣菜とごはん、みそ汁をセットにしたメニューを北関東のイオンで初めて提供するほか、午前中は焼きたてパンとコーヒーのセットメニューを提供する。

 地元の素材に力を入れるのもこの店の特徴の1つ。小山本家酒造の「世界鷹」、権田酒造の「直実」、コエドブルワリーのクラフトビールなど埼玉県産の地酒、地ビールを集める。地元サッカークラブの浦和レッズの赤にこだわり、赤トウガラシで色づけした「レッドカレー」、「レッドチリサルサ」などを提供、食べることで浦和レッズを応援する。

 このほか、施設内にオープンするイオン薬局では、処方箋を受け取った時点でスマートフォンを使って調剤予約できる「スマホde調剤予約」サービスを始めるとともに、薬剤師の在宅訪問など地域包括ケアに参画する。美園タウンマネジメント協会が運営する自転車シェアリングサービス「エコモビ」のステーションを整備し、7台を配置する。

 新店のオープンに合わせ、植樹活動も計画している。地域に自生する樹木の苗木を地域の住民とともに植樹するもので、イオンふるさとの森づくり植樹祭を開催し、約900本を植える。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事