JR東日本、臨時快速「十日町雪まつり号」をE653系で運転

2019年1月27日 10:51

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「E653系車両」(画像:JR東日本の発表資料より)

「E653系車両」(画像:JR東日本の発表資料より)[写真拡大]

 JR東日本は25日、新潟県十日町市で行われる「第70回十日町雪まつり」に合わせて、快速「十日町雪まつり号」を運転すると発表した。運転日は2月16日、運転区間は新潟~北越急行十日町間となる。

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 なお、快速「十日町雪まつり号」の一部車両は指定席として運転され、E653系7両編成が充当される。

■首都圏からの利用も考慮

 新潟を7時42分出発する快速「十日町雪まつり号」は、亀田・新津・加茂・東三条・見附・長岡・小千谷・小出・浦佐・六日町・北越急行十日町と停車する。十日町着は9時55分だ。途中の浦佐発は9時26分のため、東京を7時に出発するMaxとき303号(浦佐着8時22分)との接続が可能となっている。

 六日町を20時50分に出発する復路の停車駅も同様で、新潟には22時58分に到着する。浦佐発は21時20分となるため、浦佐22時11分発Maxとき350号(東京23時40分着)との乗り継ぎが可能だ。

■十日町駅での「おもてなし」

 運転当日には、十日町駅の1番線ホームで、快速「十日町雪まつり号」の到着に合わせた出迎えと「ちょっぴりプレゼント」が用意される。

 また、十日町駅前のイベント広場では、「豚汁」や「餅まき」の振る舞いや、「魚沼産コシヒカリ」のプレゼントなども実施する。

■雪まつりに合わせたびゅう商品も発売

 「新潟から北越急行十日町までの往復乗車券」と、雪まつり会場で使用できる「お楽しみ利用券500円分3枚」がセットになったびゅう商品も発売される。新潟駅の発着で、おとな5,600円、こどもは3,700円だ(価格はいずれも税込)。

■十日町雪まつりのパスポートも発売中

 十日町雪まつりのパスポートは、JR東日本管内の「びゅうプラザ」と「みどりの窓口」で購入可能だ。価格は2,500円である。

 パスポートには、リゾートホテル「ベルナティオ」の宿泊券などが当たる抽選応募ハガキや、市内スキー場の1日リフト券割引きなど、8つの特典が付いている。パスポートの発売は2月14日まで。

■E653系

 常磐線の特急「フレッシュひたち」に充当されていたが、2013年から羽越本線の特急「いなほ」に転用された。

 なお、転用と同時に、車内のリニューアルや、降雪地帯での走行を考慮した暖房の強化などが行われている。(記事:山岡光・記事一覧を見る

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