京王電鉄子会社の京王観光、団体旅行客の乗車券を不正に少なく発行

2019年1月11日 23:15

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 京王電鉄のグループ会社で旅行業などを手がける京王観光が、JR乗車券を不正に発行していたことが発覚した(共同通信産経新聞朝日新聞)。

 最初にこの問題を報じた週刊文春では「キセル」と書かれているが、2枚の切符を使ったいわゆる「キセル乗車」ではなく、京王観光の支店にに設置されたJR乗車券発行端末の不正利用とのこと。

 京王電鉄や京王観光はこの報道を事実と認めており、現在実態を調査中とのこと。手口としてはツアーを企画・実施する際に実際のツアー参加者よりも少ない数の切符を発見し、その差額を利益とするというもの。ツアーにおいては搭乗員がまとめて切符を改札口に提出するが、その際に切符の枚数と乗車人数が一致するかどうかの確認が行われないことを悪用していたようだ。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | 交通

 関連ストーリー:
中国、鉄道・旅客機で危険行為などをした人に対する利用制限開始へ 2018年03月18日
みなとみらい線、折り返し乗車防止運動を展開。悪質不正乗車には増運賃を請求 2017年05月19日
くま川鉄道の少女らのイラスト付き切符、18禁ゲームのキャラクターに似ているとの指摘を受けて発売中止に 2016年10月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事