ゆうパック、11月引受個数が2カ月ぶりにマイナス 18年累計は2桁増

2019年1月6日 17:05

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 日本郵便の発表によると、大幅な増加が続いているゆうパックで、2018年11月における引受個数がわずかながらも前年同月比マイナスとなったことが分かった。

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■11月の引受数は前年並みも累計は微減

 4日、日本郵便が2018年11月期の引受郵便物等数を発表した。引受郵便物等の総物数は、17億2,119万8,000通で、前年同月比0.0%(30万通)増。11月までの2018年の累計では、前年同期比0.7%減の130億5,557万4,000通となっている。

■特殊郵便物が増加

 引受物のうち、普通郵便物は前年同月比0.0%(45万通)増の12億4,442万6,000通、速達や書留などの特殊郵便物は同2.8%(112万通)増の4,079万8,000通だった。11月までの2018年の累計では、普通郵便物は前年同期比2.2%減の96億7,904万2,000通、特殊郵便は同3.3%増の3億3,077万2,000通となっている。

■ゆうパックが前年同月比マイナスに

 引受物のうち、ゆうパックは8,004万8,000個で前年同月比1.2%(96万個)減、ゆうメールは3億5,234万3,000個で0.0%(16万個)増だった。ゆうパックは、2018年9月に1年11カ月ぶりにマイナスとなったが、それ以来、2カ月ぶりのマイナスに。11月までの累計では、ゆうパックは前年同期比14.0%増の6億2,631万個、ゆうメールは同1.7%増の23億9,412万4,000個となっている。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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