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日産、「GT-R50 by Italdesign」を正式受注開始 50台限定 価格は1億円超
日産自動車は7日、「Nissan GT-R50 by Italdesign」の市販モデルのデザインを公開した。また、50台限定で正式に受注を開始したことも発表された。価格はオプション別で99万ユーロ(約1億2,700万円)から。
【こちらも】日産・GT-Rとジウジアーロ率いるイタルデザイン、ともに50周年を記念した共作
「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、GT-Rとイタルデザイン、それぞれの生誕50周年(GT-Rは2019年、イタルデザインは2018年)を記念して共同開発された。
日産のGT-Rは、当時はスカイラインGT-Rという名称で、1969年に登場したスカイラインの最上位グレードに位置付けられたスポーツカーであった。以後、2世代5代に渡って生産され、今なお高い人気を誇る車である。スカイライン GT-Rは2002年に販売を終了したが、GT-Rとして、2007年に復活した。
一方イタルデザインは、イタリアの工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが創設したブランドである。ジウジアーロ・デザインの名でその他の分野、イタルデザインの名では自動車のデザインを専門で手掛けている。今回の「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、最新のモデルである「GT-R NISMO」をベースとして共同開発された。
エクステリアデザインは、7月に英国で初公開されたプロトタイプモデルのものを踏襲している。ただカラーは、プロトタイプモデルではグレイ塗装にゴールドのアクセントであったが、限定生産モデルでは好みの色を指定することができ、インテリアカラーも選択可能である。
「Nissan GT-R50 by Italdesign」プロトタイプは、その後もアメリカ、ベルギーなどで公開され、さらに銀座の「NISSAN CROSSING」でも展示された。現在(12月7日から)は、日産グローバル本社ギャラリーに展示されている。
特殊な車であるので、通常の販売店での販売は行われない。ウェブサイトにアクセスし、イタルデザインに相談する形となる。納車は2019年から2020年にかけてを予定している。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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