トヨタ、T-Connectナビの新モデル発売 コネクティッドサービスに対応

2018年8月28日 20:54

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T-Connectナビ 10インチモデル[NSZN-Z68T](アルファード・ヴェルファイア専用)(画像: トヨタ自動車)

T-Connectナビ 10インチモデル[NSZN-Z68T](アルファード・ヴェルファイア専用)(画像: トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車はコネクティッドサービス「ハイブリッドナビ」に対応したT-Connectナビの新モデルを9月3日から発売すると発表した。12月にはエントリーナビの新モデル1機種の発売も予定している。

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 トヨタは、2018年6月26日に初代コネクティッドカー「新型クラウン」と「新型カローラスポーツ」を発表するなど、情報インフラ「モビリティサービス・プラットフォーム」に収集された車両データを活用したサービスを提供している。

 T-Connectナビに搭載する「ハイブリッドナビ」では、「モビリティサービス・プラットフォーム」の最新地図データと蓄積された道路交通情報データなどのビッグデータを活用した、最適なルート検索機能を提供。またコネクティッドサービスとしてはもう一つ、「トヨタつながるクルマの保険プラン」も提供。これは専用通信機を通して取得した車両の走行データに基づき、毎月の安全運転の度合いを保険料割引に反映させる走行データ連動型の保険で、現在は、アルファード、ヴェルファイア、カローラ スポーツの3車種に設定されている。

 ナビ車載機の新機能としては、ナビ購入後から3年以内に最新版地図ソフトによる地図の更新を無償で1回提供する。マップオンデマンドの無料利用期間も更新日から2年延長されるため、最長で5年間無料で利用可能となる。また、T-Connectナビが車の状態を認識し、車両警告音やガソリン残量などの情報を音声で案内する「お知らせ機能」やドライバーの声を音声認識マイクで取得し、リヤスピーカーから拡声する「後席会話支援機能(T-Connectナビ10インチモデル専用)」なども装備された。

 「T-Connectナビ」は7、9、10インチの3モデルが発売され、価格は、標準セットが14万5,800円~29万4,300円、専用通信機のDMCが含まれるDMCパッケージが19万1,160円~33万8,040円。エントリーナビは7インチの1モデルとなり、標準セットが8万4,240円、地図更新パックが10万5,300円となっている(価格はいずれも税込)。

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