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池袋駅西口の池袋マルイ跡、複合施設「IT tower TOKYO」が2026年3月開業へ
JR池袋駅西口の池袋マルイ跡で整備されている複合施設「IT tower TOKYO(アイティ・タワー・トーキョー)」(東京都豊島区西池袋)が年内に完成する見込みとなり、2026年3月14日開業とが決まった。IT tower TOKYO合同会社が整備する施設で、商業エリアには、家電販売大手の「ビックカメラ」など約10店の登場が決まっている。
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IT tower TOKYOは池袋駅西口のアゼリア通り沿い約3,300平方メートルの池袋マルイ跡地に整備中の地下4階、地上27階建て延べ約4万2,000平方メートル。高さ140メートルで、池袋駅西口では1992年のメトロポリタンプラザ以来の大型施設登場となり、西口の新しいランドマークになることが期待されている。
地下2~4階は駐車場、地下1~地上4階に商業施設が入る。6階以上はオフィスで、5階に入居企業向けのシェアラウンジをカルチュア・コンビニエンス・クラブが置く。地下通路で駅チカ施設の「エチカ池袋」などに直結させることで池袋駅に接続する。
商業施設は2~4階に核店舗の役割を担うビックカメラが約2,800平方メートルの賃貸面積で出店する。「成城石井」「ビオラル」「ウエルシア」「タリーズ」「スターバックス」「カプリチョーザ」の他、ビアスタンドの「パーフェクトビアスタンド」や、ベーカリーカフェの「ザ・シティ・ベーカリー」、サラダの「ウィズ・グリーン」などが登場する。
オフィスフロアは基準階面積約960平方メートルで、天井高3メートル。2026年12月には職域食堂機能を持ち、貸し切りのパーティーや発表会などにも使用できる「コミュニティ食堂」のオープンを予定している。17階には高層階の企業が利用可能なプレミアムラウンジを設置する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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