日産「デイズ」「デイズルークス」を一部仕様向上 安全機能を強化

2018年5月29日 09:50

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日産「デイズ」(画像: 日産自動車の発表資料より)

日産「デイズ」(画像: 日産自動車の発表資料より)[写真拡大]

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 日産自動車は、軽自動車「デイズ」と「デイズ ルークス」の一部を仕様を向上し、28日から発売を開始した。三菱自動車のekシリーズからOEM供給を受けている日産「デイズ」は、2013年6月に発売された軽トールワゴン。「日産のすべてを、軽に。」のキャッチコピーらしく、日産らしい躍動感溢れるデザインに上質なインテリア、優れた燃費性能を備えた車である。「デイズ ルークス」は2014年2月にデイズシリーズの第二弾として登場した。

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 今回の仕様向上では「デイズ」と「デイズルークス」に全車標準装備している衝突回避支援システム「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」の性能を向上。レーザーレーダー方式からカメラ方式に変更することで、約10km/h~60km/hの速度域で歩行者に対して作動するように仕様を向上。車両に対しては約10km/h~80km/hへと作動する速度域を拡大した。

 更にアクセルとブレーキの踏み間違いで起こる衝突の回避を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」もレーザーレーダー方式からソナーおよびカメラ方式に変更。軽自動車で初めて、前進する際に歩行者に対して作動するように性能が向上した。後進時にも障害物がある場合には検知して作動する。

 更に従来の加速抑制機能に加えて、前進・後進で衝突する場合には自動でブレーキを作動する低速衝突軽減ブレーキ機能を追加。スポーティグレードの「ハイウェイスター」には車線逸脱警報を標準設定。安全性に抜かりがない車に仕上がった。これらによって安全性が向上したことで「デイズ」と「デイズ ルークス」は経済産業省や国土交通省などが普及啓発を行っているセーフティ・サポートカーS(サポカーS)に対応した。

 ボディカラーにはプレミアムオリーブ、アッシュブラウン、スターリングシルバーを追加し、「デイズ ルークス」にはアイスブルー/ホワイトの2トーンカラーにプレミアムオリーブ/ホワイト/アッシュブラウンの3トーンカラーを用意。値段は「デイズ」が108万8640円~164万1600円、「デイズ ルークス」が124万5240円~188万6760円(いずれも消費税込)となっている。

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