伊スーパーカーブランド“ランボルギーニ”製SUVが日本上陸

2018年2月9日 22:36

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記事提供元:エコノミックニュース

遂に、日本上陸を果たしたランボルギーニのSUV「ウルス」、同社スーパースポーツモデルに比べると前後左右の視界も良さそうで、運転はしやすそうだ。価格はオプションレスのベーシックな車両で、2574万円(税別)

遂に、日本上陸を果たしたランボルギーニのSUV「ウルス」、同社スーパースポーツモデルに比べると前後左右の視界も良さそうで、運転はしやすそうだ。価格はオプションレスのベーシックな車両で、2574万円(税別)[写真拡大]

 遂に伊スーパーカーブランドのランボルギーニが、SUVを日本でも発売する。昨年12月にイタリアで初公開された“世界初のスーパー・スポーツ・ユーティリティー・ビークル(SSUV)”を自称する「Lamborghini Urus/ウルス」の日本導入を発表した。価格は2574万円(税別)で、日本で最初にデリバリーされるのは今春の予定だ。

【こちらも】ランボルギーニ、ボディをカーボンナノチューブでバッテリー化のコンセプトカー

 ボディサイズは全長×全幅×全高5112×2016×1638mm、ホイールベース3003mmという堂々たる体躯の持ち主だ。エクステリアデザインには、6角形のエアインテーク、Y字型のLEDヘッドライトやテールランプなど、ランボルギーニの象徴的なデザインが随所に散りばめられる。

 オーバーハングを切り詰めボディ四隅に配されたフロントのリアホイールアーチは、LM002やカウンタックから引き継がれた角を強調したデザイン。ピレリ社と共同開発した21~23インチのホイール&タイヤを装着する。

 新型ウルスは、ランボルギーニ初のターボエンジンで、4リッターV型8気筒ツインターボを搭載。最高出力650hp(478kW)/6000rpm、最大トルク850Nm/2250-4500rpmを発生する。組み合わせるトランスミッションは8速ATで、0-100km/h加速3.6秒、最高速度は市販SUVとして最速の305 km/hのポテンシャルを持つ。

 駆動方式は、アクティブ・リアトルク・ベクタリング付の4WDシステムを採用。標準で前40:後60でトルクを伝え、状況に応じてフロントに最大70%、リアへは最大87%の比でトルクを配分する。走行モードは「STRADA(通常走行)」「SPORT(スポーツ)」「CORSA(サーキット)」「NEVE(雪上)」に加え、オプションのオフロードパッケージとして「TERRA(オフロード)」「SABBIA(砂漠)」の計6種類が用意する。

 インテリアは、ランボルギーニのラグジュアリーSUVに相応しいスポーティな意匠となった。フロントシートは電動式調整機構が付き、リアシートは標準で3名乗車仕様のベンチシート、オプションで2名乗車仕様のキャプテンシートが選択できる。

 グローバル市場でSUVの人気が高まり、ポルシェがカイエンを発売して以降、ベントレー、マセラティ、ジャガーなど高級車ハイブランドが新型SUVを投入し、ロールスロイスが新型SUVを開発しているとの噂もある。「ランボルギーニ・ウルス」の販売実績動向によっては、あのフェラーリさえもSUV開発に乗り出すかも知れない。(編集担当:吉田恒)

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