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再開発中断のJR津田沼駅南口、「モリシア津田沼」が営業を部分再開へ

営業再開の方向が打ち出されたモリシア津田沼㊧と習志野文化ホール(習志野市発表資料より)[写真拡大]
JR津田沼駅南口の再開発計画(千葉県習志野市谷津)が建設費の高騰で中断している問題で、施行予定者の野村不動産が習志野市に対し、2025年3月で閉館した商業施設「モリシア津田沼」の営業を部分再開する方針を文書で伝えていることが分かった。習志野市が明かにしたもので、併設の習志野文化ホールも再開に向け、大規模改修の準備に入る。
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再開の方針を示した文書は、16日に習志野市へ届けられた。低層階の地下2階から地上2階までを活用する方針。入居するテナントなどは明らかにされていない。5月から老朽化した施設の大規模改修に入り、2028年秋ごろをめどに営業再開する。
野村不動産は文書で、中断している再開発自体を取りやめる考えがないことをあらためて強調している。このため部分再開は、再開発着手までのつなぎとなり、習志野市は営業期間をおおむね10年とみている。
習志野市は野村不動産の方針を受け、習志野文化ホールの改修に入る。2026年度中に大規模改修の設計を進め、2027年度中に工事に入るスケジュールを立てている。改修が予定通りに進んだ場合、習志野文化ホールの再開は2028年度になる見込み。
モリシア津田沼は、1978年に開業した複合商業施設「サンペデック」を改装して2008年にオープンした。約9万3,000平方メートルの売り場面積に約120のテナントが出店していたが、老朽化が著しいことから、施設を取り壊して高さ187メートルの住宅、商業施設、オフィスやホールなどで構成する新施設を整備することになった。
しかし建設費の高騰で、当初に野村不動産が示した総事業費約1,400億円が約2,060億円まで跳ね上がり、再開発計画が中断している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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