英企業が満員電車に対応した新型シートを考案

2017年5月11日 15:37

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記事提供元:スラド

 英国でも通勤時の「満員電車」が問題になっているそうだ。そこで「足を投げ出さない」、バーのスツールのような座席が開発された(WIREDDesignWeek)。

 開発されたのは「Horizon」と「Island Bay」という2種類の座席。Horizonは二人掛けの座席で、日本で一般的な電車の座席よりも座面が高めとなっている。さらに隣の乗客と肩がぶつからないよう、2つの席が前後にずれた形になっている。

 また、Island Bayでは対面型の座席に加えて、その脇や間の高い位置に椅子が設置されている。乗客は垂直に近い姿勢で座ることになり、空きスペースを増やすことができるという。

 なお、座席を取り払うアイデアについては「撤去した路線もありますが、まるで牛の運搬トラックです。3時間も乗っている人もいるわけですから、座席は必要です」として否定されている。

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