ミシュラン、新型サーキットタイヤをポルシェと開発、「911 GT3」に採用

2017年3月22日 20:58

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新型「ポルシェ911 GT3」向けに専用設計した「MICHELIN Pilot Sport Cup 2」(ミシュランの発表資料より)

新型「ポルシェ911 GT3」向けに専用設計した「MICHELIN Pilot Sport Cup 2」(ミシュランの発表資料より) [写真拡大]

 日本ミシュランタイヤは22日、新型「ポルシェ911 GT3」向けに専用設計した「MICHELIN Pilot Sport Cup 2(ミシュラン パイロット スポーツ カップ ツー)」が新車装着タイヤとして採用されたと発表した。

 MICHELIN Pilot Sport Cup 2は、ポルシェの911 GT3エンジニアが重視する要求に応えるため、ミシュランとポルシェが2年半を費やし共同開発したサーキットタイヤだ。サーキット走行でのタイムアップに主眼に置きながらも、公道での走行に必要な性能を犠牲にしないタイヤ作りを目指して開発された。

 従来のポルシェ承認タイヤと比べ、ラップタイムの向上のみならず、より高い操縦安定性とスポーティなハンドリング性能を実現。公道での通常使用をはじめ、厳しい条件下におけるサーキット走行であっても、高い安全性を確保。フロント・リアともに最高水準のグリップ性能を備えており、車両が持つ本来のパフォーマンスを余すことなく発揮できるタイヤとなっている。開発の過程では、ミシュランは約350本のタイヤを試作し、テストを実施した言う。

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