ポルシェ・カイエンS、「プラチナエディション」3月1日予約受注開始

2017年2月4日 17:33

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カイエンSプラチナエディション。(写真:ポルシェジャパン発表資料より)

カイエンSプラチナエディション。(写真:ポルシェジャパン発表資料より)[写真拡大]

 ポルシェジャパン(以下、ポルシェ)は、同社が「新しい形のスポーツカー」と位置付ける「カイエン」の新たなるラインナップに「カイエンSプラチナエディション」を加え、3月1日より全国のポルシェ正規販売店にて予約受注を開始すると発表した。希望小売価格は税込1,217万円、ハンドルは右。

 ポルシェ自身ではこの呼称を用いていないが、カイエンはいわゆるSUV(Sports Utility Vehicle)、あるいはクロスオーバーSUVの一種であると一般には考えられている。SUVとは、洗練された4WDのスポーツカーのことを指す。

 カイエンSは2002年9月、カイエンが初めて市場に送り出された時からラインナップに加わっていた伝統的モデルである。(なお、中核モデル「カイエン」の登場は2003年。)カイエンS現行モデルの車両本体価格は税込1,172万円。また、カイエンの最上位モデルであるターボSは、同じく2,251万円だ。

 ちなみに、「カイエン」という名は「カイエンペッパー(赤唐辛子)」から取られたものと考えられるが、ポルシェ自身では「痛快」「冒険心」「生きる喜び」を表わす名だ、としている。

 さて、では今回のカイエンSプラチナエディションについて見てみよう。プラチナエディションは、カイエンSの、「広範な装備を備えたスペシャルエディション」であるという。

 プラチナエディションモデルは、洗練されているが控えめなエクステリアによって既存のモデルと区別される、とポルシェは語る。基本のボディカラーはブラックとホワイトだが、オプションとして用意されたジェットブラック、マホガニー、パープライト、キャララホワイト、そしてロジウムシルバーという5つのカラーを、メタリック塗装仕上げでオーダーすることもできる。

 リアのティンテッドプライバシーガラス、そしてホイールアーチエクステンション(ボディカラーと同色塗装)は、エクステリアパッケージに含まれる。

 また、独自の機能性もある。ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)がヘッドライトに組み込まれ、パワー・ステアリング・プラスとリバーシングカメラ付きパークアシストによって、長距離、市街地いずれの走行もサポートする。

 フロントドアエントリーガードには「Platinum Edition」の文字が刻され、その名を示すようになっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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