トヨタ、「C-HR」の受注が発売約1カ月で約4万8000台に、目標の8倍

2017年1月19日 19:59

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トヨタ「C-HR」(トヨタ自動車の発表資料より)

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 トヨタ自動車は19日、新型車「C-HR」の受注台数が2016年12月14日の発売からおよそ1カ月にあたる19日時点で約4万8,000台になったと発表した。これは月販目標台数6,000台の8倍となる。

 コンパクトSUV「C-HR」は、同社のクルマづくりの構造改革である「TNGA」の第2号車となるモデルで、TNGA第1号車として登場した4代目プリウスと同じプラットフォームを採用。キーンルックやアンダープライオリティなど同社独自のデザインにより、軽快さと力強さを融合させた個性際立つスタイリングとなっている。ハイブリッド車では、高効率・小型・軽量化を追求したハイブリッドシステムにより、クラストップレベルの燃費となる30.2km/Lを達成。安全性では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備とした。

 パワートレーン別受注台数内訳は、ハイブリッド車が約3万7,000台、ターボ車が約1万1,000台と、ハイブリッド車が8割近くを占めている。

 トヨタでは主な好評点として、個性際立つ「スタイリング」や、TNGAによる新プラットフォームを採用した低重心パッケージによる「走行性能」のほか、ハイブリッド車で低燃費を実現し「エコカー減税」の免税対象となったことなどをあげている。

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