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トヨタ、タカタ製エアバッグで115万台リコール、カローラなど19車種
改善箇所説明図(写真提供: トヨタ自動車)[写真拡大]
トヨタ自動車は26日、2000年8月から2011年12月に製造された「カローラ」「オーリス」「ノア」「ヴォクシー」「ヴィッツ」など計19車種115万9578台をリコール(回収・無償修理)すると発表し、国土交通省に届け出た。今回のリコールはタカタ製エアバッグの不具合に関連したもの。
不具合は、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)にて、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあり、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとしている。
今回対象となるのは、「カローラ」が2524台、「カローラ」「カローラランクス」が4777台、「カローラアクシオ」が10万1019台、「カローラフィールダー」が13万5489台、「カローラルミオン」が5万677台、「オーリス」が6万1916台、「ノア」および「ヴォクシー」が32万1039台、「ヴィッツ」が19万4324台、「アルファード」および「ヴェルファイア」が12万2579台、「プロボックス」が1万8180台、「プロボックス」および「サクシード」が6万9548台、「ブレイド」が3万8242台、「ベルタ」が3万1776台、「マークⅡ」が6519台、「イプサム」が932台、 「ブレビス」が29台、「ガイア」が8台の計115万9578台。
国交省によると、今回のリコールに関してこれまで不具合や事故の報告はないという。
改善処置として、全車両、予防的措置としてエアバッグインフレータまたはエアバッグアッセンブリを改良品と交換する。なお、交換用部品が不足した場合には、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示するとしている。
※この記事はAuto World Newsから提供を受けて配信しています。
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