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東芝、ロシア郵便と包括的協業の覚書
東芝は、ロシア郵便と郵便・物流システム事業における包括的な協業に2日に合意し、ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムで覚書を締結した。東芝はロシアでの事業拡大をにらみ、具体的な協業内容について検討を始める。
ロシア郵便は、国内で複数の物流ハブの自動化を計画しており、ロシアで郵便・物流システム事業の拡大を目指したい東芝と方向性が一致した。
ロシアでは、インターネットショッピングの普及により小包の輸入量が急増しており、過去には大規模な処理滞留が発生するなど効率的な郵便物処理が課題となっていた。
東芝は、世界初の郵便物自動処理装置の開発以来、カナダ、セルビア、ブラジル、シンガポール、オーストラリアなど約20カ国に郵便機器システムを納入した実績がある。今後も、海外向けの事業拡大を加速する方針という。
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