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関西ペイント、サウジアラビアの塗料メーカーを買収
関西ペイントは30日、中東地域の関連会社がサウジアラビアの塗料メーカーSaudi Industrial Paint Company(SIPCO)の株式100%を取得すると発表した。買収によって、サウジアラビアへの本格的に事業参入し、防食用塗料や建築用塗料などの事業展開を拡大するという。
関西ペイントによると、SIPCO社は、サウジアラビアで主に防食用塗料の事業を展開する塗料メーカー。大手石油会社向けの供給に必要な承認製品を持つなど、現地で多くの供給実績があるという。今後、見込まれる政府系プロジェクトや、大手石油会社などへの納入も期待できるという。
SIPCO社の株式は、関西ペイントの中東地域の関連会社Kansai Paint Middle East FZCO(KPME)が5%、KPME子会社のKansai Paint Saudi Ltd(KP Saudi)が95%取得する。SIPCO社は、売上高が約6億円。2019年度に売上高45億円、営業利益約6億円を目指す。
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