三菱倉庫、インドネシアで配送センターを新設―旺盛な物流需要に対応

2016年8月17日 19:18

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三菱倉庫のインドネシア法人、インドネシア三菱倉庫会社がジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県に新設する配送センターの外観。(三菱倉庫の発表資料より)

三菱倉庫のインドネシア法人、インドネシア三菱倉庫会社がジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県に新設する配送センターの外観。(三菱倉庫の発表資料より)[写真拡大]

 三菱倉庫は17日、同社のインドネシア法人インドネシア三菱倉庫会社が、ジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県に配送センターを建設すると発表した。インドネシアの旺盛で多様な物流需要に対応するため、物流拠点の増強を図るという。10月に着工し、2017年7月に竣工する予定。

 同社によると、今回の配送センターの立地は周辺工業団地の中で最もジャカルタ特別州に近いMM2100工業団地内にあり、高速道路ICにも近く、物流拠点に適しているという。設備面では、定温庫と保冷庫を備え、食品等の温度管理物流にも対応する。また、セントラルキッチンとしても利用可能な多用途フロアを設けているという。

 三菱倉庫は2014年に現地企業と合弁で設立した「P.T. DIA-JAYA FORWARDING INDONESIA」が輸出入の一貫物流サービスを展開している。同社グループは、今後も経済成長が見込まれるインドネシアでのロジスティクス事業の拡充に注力していくという。

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