アバルト、マツダ「ロードスター」ベースのオープンカー「Abarth 124 spider」

2016年8月5日 21:43

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アバルト124スパイダー(FCAジャパンの発表資料より)

アバルト124スパイダー(FCAジャパンの発表資料より)[写真拡大]

  • アバルト124スパイダー(FCAジャパンの発表資料より)
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 FCAジャパンは5日、「アバルト」ブランド初のオープンスポーツモデルである新型「Abarth 124 spider(アバルト124スパイダー)」を、10月8日から全国のアバルト正規ディーラーで販売開始すると発表した。

 同社によると、新型アバルト124スパイダーは、本格的な2人乗りオープンカーの走りに加え、スリルとテクノロジー、安全性、イタリアンデザインを融合したモデル。アバルトならではのDNAを引き継いだ新モデルで幅広いファンを獲得することを狙うという。

 マツダのロードスターのアーキテクチャーをベースに、生産はマツダが本社工場で行い、スタイリングデザイン、パワートレイン、室内装備・材料、サスペンション、ステアリングフィールはFCAが独自で開発した。

 卓機械式のセルフロッキングディファレンシャルを標準装備。重量をアクスル間に集中させ、エンジンをフロントアクスルより後方に配置することで、最適なアジリティと優れたドライブフィールを実現したという。

 軽量素材の使用などによって車両重量を1,150kg(オートマチックモデルの場合。マニュアルモデルは1,130kg)に抑えた結果、パワーウェイトレシオはクラストップの6.2kg/hp(乾燥重量1,060kgとして)を達成している。また、最適な重量配分により優れたフィードバックとアジリティを確保している。全国メーカー希望小売価格は388万8,000円、399万6,000円(いずれも税込)。

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