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森下仁丹、アンジェスMGと経口投与型子宮頸部前がん病変治療ワクチンの開発・販売に基本合意
森下仁丹は16日、アンジェスMGから同社の保有する日本、米国、中国、英国における経口投与型子宮頸部前がん病変治療ワクチン(CIN治療ワクチン)の独占的開発・製造・販売に関する権利の許諾を受け、同社と基本合意したことを発表した。
このワクチンの開発は東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座の川名敬准教授のグループにより医師主導臨床研究として進められており、子宮頸部のがんになる前の病変(前がん病変)を退縮または消失させ、経口投与で子宮頸がんへの移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして注目されている。
森下仁丹が長年取り組んでいるプロバイオティクス(ビフィズス菌や乳酸菌など)の研究や独自の製剤技術のさらなる発展にも有益と判断したという。
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