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ロシュ、がん組織から遺伝子変異を検出する検査薬を発売
ロシュ・ダイアグノスティックスは8日、 がん組織から上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異を検出する検査薬「コバスEGFR変異検出キット v2.0」を3月30日に発売し、7日に保険適用されたことを発表した。
「コバスEGFR変異検出キット v2.0」は、がん組織から抽出したゲノムDNAから、EGFR遺伝子変異を定性的に検出するキット。非小細胞肺がん患者のEGFRチロシンキナーゼ阻害剤(EGFR-TKI)適用の判定補助に用いることが可能。
また、アストラゼネカが3月28日に医薬品製造販売承認を取得した「タグリッソ40mg錠および80mg錠」のコンパニオン診断薬として、EGFR-TKI治療後に薬剤耐性を示したEGFR T790M変異陽性非小細胞肺がん患者に対して「タグリッソ」の適応を判定するための補助に使用できる。
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