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豊田合成、トラック向けの脇見、居眠りを検知し警報するハンドルを開発
ドライバーの脇見や居眠りを検知するシステムのイメージ(田合成発表資料より)[写真拡大]
豊田合成は22日、ドライバーの危険動作(脇見、居眠り)を検知し、警報する後付けシステムを開発したと発表した。
同システムは、既存のハンドルと交換する「カメラ付きハンドル」と専用アプリを搭載したスマートフォンで構成され、カメラで撮影したドライバーの画像がスマホに送られて解析される。解析の結果、一定時間の脇見や居眠りを検知すると、警報を鳴らしドライバーに注意を促す。また、スマホの通信機能を使い、位置情報システムや、ドライブデータの解析などさまざまな活用が可能だという。
既に2014年から同社のグループ会社TGロジスティクスのトラック15台に搭載し、累計走行距離約10万km以上の実証試験を行ってきた。その結果、一定の効果を得られているという。今後、同社は、物流委託先へ展開するとともに、その他のトラック事業者への販売も検討する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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