タカラバイオ、遺伝子診断用GMPグレードPCR酵素を発売

2016年1月25日 20:55

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Takara Taq Hot Start Version GMP grade (タカラバイオの発表資料より)

Takara Taq Hot Start Version GMP grade (タカラバイオの発表資料より)[写真拡大]

 タカラバイオは25日、GMPに準拠したGMPグレードのPCR酵素「TaKaRa Taq Hot Start Version GMP grade」を、29日から世界で販売開始すると発表した。

 新製品は、医薬品や診断薬などの製造・品質管理基準であるGMPに準拠して、滋賀県草津市の同社施設で製造するPCR酵素。診断薬や臨床検査などで求められる高い品質を担保しており、診断薬会社や検査会社などへ販売する。また、顧客の要望に応じて濃度や容量などを変えるカスタムサービスも展開する。

 希望小売価格は2万9,000円(税抜)。

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