第一三共、はしかワクチンを自主回収

2015年11月1日 04:39

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 第一三共は30日、国内グループ会社である北里第一三共ワクチンが製造する『はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」』並びに『はしか生ワクチン「北里第一三共」』を自主回収すると決定した。

 理由として、社内定期安定性モニタリングの結果、麻しんウイルスの力価(ワクチンの有効成分が一定の生物学的作用を示す量)が有効期間内に承認規格を下回る可能性があることが判明したことを挙げている。このワクチンについて、有効性および安全性に影響があったとする報告は現在までないという。
(記事:町田光・記事一覧を見る

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