DNP、スマホで個人間売買ができるCtoC取引サービス 買い手のリクエストに売り手がアピール

2015年7月10日 12:40

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リクエスト画面(大日本印刷の発表資料より)

リクエスト画面(大日本印刷の発表資料より)[写真拡大]

  • アピール画面 (大日本印刷の発表資料より)

 大日本印刷(DNP)は10日、個人同士のモノの売買が簡単かつ安心して行えるサービス「DNP CtoC取引サービス KURURiTM(クルリ)」を開始したと発表した。

 「DNP CtoC取引サービス KURURi」は、売り手と買い手のコミュニケーションを活性化することによって、時間をかけずに、最適に個人間取引のニーズをマッチングし、安全に取引を行える仕組みとした。利用者はこのアプリをスマホに無料ダウンロードしてサービスを利用できる。

 利用者(買い手)が「こんなモノが欲しい」「新しい趣味のために何から揃えればいいだろう」といったニーズを“リクエスト”としてアプリ上で投稿。売り手がその“リクエスト”を参照し、自分が売りたいモノについて、写真や紹介文などを付けて“アピール”として投稿する。

 このような“リクエスト”と“アピール”のやり取りを通じて、買い手と売り手がともに満足できるような最適な個人間取引を効果的にサポートする。対価については、DNPが提携する決済代行会社を介して買い手から代金を一時的に預かり、届けられたモノを買い手が確認・評価してOKだった場合に、売り手に支払われる。出品などには費用は発生しないが、売買成立時に、DNPは売価の10%を手数料として売り手から受領する。

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