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メルシャン、長野県塩尻市のワイン用ブドウ畑農地を拡大
メルシャンが賃借するワイン用のブドウ畑農地の概要(写真:メルシャン発表資料より)[写真拡大]
キリンホールディングス傘下のメルシャンは29日、長野県塩尻市の片丘地区で7月1日から新たにワイン用のブドウ畑農地を賃借すると発表した。植栽は2017年春に行い、2023年に畑の完成を迎えるという。
同社では、1976年から塩尻市でワイン用ブドウの契約栽培を行っている。自社管理畑の拡大は、2003年に長野県上田市で「椀子(マリコ)ヴィンヤード」の賃借開始を行って以来だという。
賃借と農地管理は、同社などが出資・設立した農業生産法人「メルシャンヴィティコール塩尻」が行う。メルシャンヴィティコール塩尻は塩尻市に本社を置き、資本金760万円で、メルシャンが25%出資している。社員数は2名。
新たに賃借を行う塩尻市片丘地区の農地は、面積が約7ha。栽培品種はメルローなど。
同社では、今回賃借した農地で栽培されたブドウを使って、2025年に「シャトー・メルシャン」ブランドでのファーストヴィンテージ発売を目指す。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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