資生堂、バーバリーと高級化粧品他の日本への輸入・販売で提携

2015年6月3日 17:38

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フレグランス「My Burberry」(写真:資生堂発表資料より)

フレグランス「My Burberry」(写真:資生堂発表資料より)[写真拡大]

 資生堂とイギリスの高級ブランドのバーバリーは2日、バーバリーのメーキャップ、フレグランス商品の日本への輸入・販売を資生堂が行う契約を締結したと発表した。

 資生堂は、在仏の子会社を通じて、バーバリーのフレグランスの輸入販売業務を一部の国で行っていたが、日本での取り扱いは今回が初となる。従来のライセンス契約を終了する今夏以降、英国製のトレンチコートやスカーフをはじめとするバーバリーのグローバルコレクションの一本化が実現する。

 これに先立ち、資生堂は、バーバリーが2014年9月発売したフレグランス「My Burberry」を販売する。また、国内ディストリビューターとして、大阪の阪急うめだ本店と阪急オンラインストア、バーバリー社直営の5路面店、13ショップインショップでのディストリビューションを手掛け、その後も継続的に百貨店を中心に販売拠点を増やしていく。

 さらに、百貨店で、「Burberry Beauty Box(バーバリー ビューティー ボックス)」の展開を今秋に、東京と大阪のデパート2店にオープンする。「Burberry Beauty Box」は、2013年末にロンドン、2014年末にソウルにオープンしたビューティー店舗を原型とする世界初のカウンター展開で、「ギフト」をコンセプトに、フレグランス、メーキャップも含むビューティー商品全般のほか、ファッション小物も取り扱う店舗だ。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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