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5月の新車販売台数は前年比7.6%減―軽自動車が大幅に落ち込む
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した5月の新車販売台数(軽自動車を含む)は33万5644台で前年同月比7.6%減少した。新車販売が前年を下回るのは5カ月連続である。とくに4月の軽自動車税引き上げに伴う駆け込み需要の反動減が大きく響いた。登録車は前年比微増だった。
自販連によると、登録車の新車販売台数は20万9889台で、前年比1.4%の増加となった。車種別では、乗用車が18万759台で、前年比1.2%増である。普通商用車は前年比7.2%増加した。乗用車のうち、前年に比べて増加したのは、「マツダ」の25.0%増、「スバル」の12.3%増の2車種のみである。「トヨタ」は前年比13.7%減、「日産」は同22.1%減、「ホンダ」は同24.7%減、「三菱」が26.0%減などといずれも前年を下回った。
全軽自協の軽自動車新車販売台数によると、総販売台数は12万5755台で前年比19.6%の減少となった。このうち、軽乗用車は9万8660台で、前年比21.5%の大幅な減少となった。特に減少幅が大きかったのは、「三菱」で同51.3%減、「ダイハツ」が30.3%減、「マツダ」が22.3%減とそれぞれ減少した。前年を上回ったのは、「トヨタ」の7.3%増、「スバル」の3.9%増のみである。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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