杏林製薬、栃木県野木町に研究開発施設「わたらせ創薬センター」が完成

2015年5月28日 13:12

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わたらせ創薬センター(写真:キョーリン製薬ホールディングス発表資料より)

わたらせ創薬センター(写真:キョーリン製薬ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 キョーリン製薬ホールディングス傘下の杏林製薬は27日、栃木県野木町に研究開発施設「わたらせ創薬センター」が完成したと発表した。稼働は7月7日からの予定。

 わたらせ創薬センターは昨年1月から建設していた。建物は鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上4階建てで、建物面積は7,536平方メートル、延べ床面積は20,703平方メートル。免震構造を採用した。総工費は約78億円。

 同センターには、創薬研究所、開発研究所の2箇所に分散していた日本国内の研究開発拠点を集約する。施設内には、研究者の集中力の発揮、独創的な発想力の向上、コミュニケーションの活性化につなげるため、個室ブースや研究者の交流スペースを効果的に配置したという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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