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量産型ターボファンエンジンHF120 (本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]
GE Honda エアロ エンジンズ(GE Honda Aero Engines, LLC、GE Honda)は19日、量産型ターボファンエンジン「HF120」の欧州における型式認定取得に向け、欧州航空安全局(European Aviation Safety Agency:EASA)が定める必要書類をEASAに提出したことを発表した。同社は、本田技研工業(ホンダ)とゼネラル・エレクトリック社(GE)による折半出資子会社。
GE Hondaでは、認定サービス拠点として、英国のタグアビエーション社、ドイツのラインランドエアサービス社のほか、新たに英国バーミンガムを拠点とするマーシャルアビエーションサービス社を加え、欧州地域でも業界トップレベルのサービスを提供できる体制の構築を進めるとしている。
GE Hondaは、既に発表している「エンジンメンテナンスケア」(EMC)プログラムを、欧州を含むGE Hondaの認定サービス拠点を通して販売・提供するほか、インターネット上にユーザーサポート専用サイト「mygehonda.com」を新たに開設し、カスタマーサービス体制の強化を図るという。
HF120の生産を担当する米国のホンダ エアロ インクのバーリントン工場は、3月に米国連邦航空局(Federal Aviation Administration、以下FAA)から製造認定を取得した。2015年における「HF120」の生産数は、100基を計画しているとしている。
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