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わくわくする文房具が大人にうける理由
文房具が好きな大人はよく見かける。少しおしゃれなビジネスマンで遊び心がある男性に文房具好きは多い。近年そんな大人の文房具好きの心をつかむ商品が次々と開発されている。他人が持っていないユニークで機能的な商品が人気だ。[写真拡大]
文房具が好きな大人はよく見かける。少しおしゃれなビジネスマンで遊び心がある男性に文房具好きは多い。近年そんな大人の文房具好きの心をつかむ商品が次々と開発されている。他人が持っていないユニークで機能的な商品が人気だ。仕事のできる男は文房具でも他人と差をつけたがるのかもしれない。実際仕事が出来る人がこだわりの文房具を使用している姿を見かけることは多々ある。
日本人の文房具好きは今に始まった訳ではない。その要因の一つとして挙げられるのが日本の文房具メーカーの商品開発のレベルの高さだ。消しゴムで例をあげると、日本製の消しゴムは鉛筆の線を消せる割合である消字率が95%以上の物もめずらしくない。品質が優れているだけではなく、ユーザーのニーズを徹底的にリサーチしてそれに沿った商品開発もなされている。けしくずが少ないタイプや、黒い汚れが目立たないタイプ等、実に種類は豊富だ。あの小さな消しゴム一つにかなりのエネルギーが費やされているのだ。
一見トイレットペーパーかと思われるフランス製のメモ帳が売れている。その商品の価格は1セット5400円だ。決して安くはないが、30代の男性を中心に注文が殺到しているという。見た目はユニークだが、機能的な所がうけているのかもしれな。
トンボ鉛筆は仕事の効率をアップする商品を開発してヒットさせている。修正テープと消しゴムを一つのケースに収納している商品だ。修正テープも今まで各社が競い合って商品開発されていた。より持ちやすく、動かしやすく、長持ちさせる。それに見た目のユニークさをプラスして他社の商品と差をつけようとする。大人の文房具好きは見た目のユニークさだけでなく仕事の効率をあげてくれる優れた文具を選ぶ目を持っている。コクヨ<7984>が販売したホチキス、ハリナックスは21年に販売されてから、累計販売数630万個を越えている。
一見何に使うのか分からないフシギな物に大人の文房具好きは購買意欲を刺激される。彼らの気持ちを掴むためにメーカーはデザインや性能にしのぎを削っている。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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