日産自、クラストップの燃費・荷室の軽商用バン「NV100クリッパー」と軽ワゴン「リオ」を発売

　日産自動車は24日、新型「NV100クリッパー」、「NV100クリッパー リオ」を3月3日より全国発売すると発表した。

　「NV100クリッパー」は2003年の発売以来、高い積載性や小回り性、使い勝手の良さなどが評価されてきた軽商用バン。また、2007年発売の軽ワゴン「NV100クリッパー リオ」は広い荷室と多彩なシートアレンジにより、毎日の暮らしからレジャーまで、幅広いシーンで支持されている。

　今回発売する新型「NV100クリッパー」、「NV100クリッパー リオ」は、それらの特長に磨きをかけるとともに、新型エンジンの採用と車体の軽量化により燃費性能が大幅に向上したほか、クラスで唯一となる「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進装備を採用することで、さまざまな用途により安心して使用できるにようになった。

　また、「NV100クリッパー」の5速オートギヤシフト(5AGS)車、5MT車は「平成27年度燃費基準」を達成しており、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定と合わせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、クラスで唯一、自動車取得税、自動車重量税が免税または減税となる。なお、いずれの車種も、スズキからのOEM供給車となる。

　価格は、102万7,080～149万7,960円(「NV100クリッパー」「NV100クリッパー リオ」共通)。（記事：宮野 浩・記事一覧を見る）