王子HD、ミャンマーに現地法人設立　ヤンゴン郊外に新工場を建設

　王子ホールディングスは6日、ミャンマーに現地法人「Oji Myanmar Packaging Co.,Ltd.」を設立し、ヤンゴン郊外に新工場を建設すると発表した。工場は2016年4月に稼働する予定。

　現地法人は、マレーシアの同社子会社「Oji Asia Packaging Sdn.Bhd.」と「Oji Asia Management Sdn. Bhd.」が共同出資して設立される。資本金は800万米ドル(約9億円)。

　また、新工場はヤンゴンの南約20kmに位置するティラワ工業団地内に建設される。敷地面積は4万81平方メートル。工場では、段ボール加工を含む総合パッケージング事業を行うとしている。総投資額は800万米ドル(約9億円)。

　同社では現在、ヤンゴンのミンガラドン工業団地にも段ボール工場の建設(今年5月稼働予定)を進めており、今回建設を発表した工場とベトナムに建設中の工場が完成することで、同社の東南アジアでの製造拠点は23か所となる。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）