日本生命、一時払終身保険料を値上げ

2015年1月10日 15:09

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 日本生命は9日、同社が提供する一時払終身保険料の予定利率を引き下げると発表した。2月1日より開始する。これにより契約者が支払う保険料は上がる。

 予定利率とは生命保険の契約者に対して約束する運用利回りのこと。引き下がられることで契約者が払う保険料は値上がる。引き下げ理由を同社は「現在の運用状況、市中金利動向の状況を踏まえたもの」としている。対象となる商品は「一時払終身保険」で、2月1日より予定利率は現行の1.00%から0.95%へ引き下げられる。

 契約年齢50歳で保険金額500万円プランの場合、支払う保険料は男性が5万6,250円値上がりして413万5,550円(現行は407万9,300円)、女性が6万4,450円上がり397万300円(現行は390万5,850円)となる。(記事:町田光・記事一覧を見る

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