スズキ、「ワゴンR」に「S-エネチャージ」搭載機種を追加 32.4km/Lの軽ワゴンNo.1低燃費

2014年8月25日 17:01

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軽乗用車「ワゴンR」に新開発の低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載した新機種「FZ」

軽乗用車「ワゴンR」に新開発の低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載した新機種「FZ」[写真拡大]

  • 軽乗用車「ワゴンRスティングレー」に新開発の低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載した新機種「X」

 スズキは25日、軽乗用車「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」に新開発の低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載した機種を設定し、一部改良して発売すると発表した。「S-エネチャージ」を搭載した機種では、軽ワゴンNo.1という低燃費32.4km/Lを達成した。

 今回「ワゴンR」、「ワゴンRスティングレー」に搭載した「S-エネチャージ」は、スズキ独自の低燃費化技術。減速時に蓄えた電力で加速時にISG(モーター機能付発電機)がモーターアシストを行うことで、エンジンの負担を軽減し、加速性能はそのままに、燃料消費を抑制する。

 「S-エネチャージ」と改良を加えたR06A型エンジンとの組み合わせにより、ワゴンR「FZ」とワゴンRスティングレー「X」(いずれも2WD車)で、32.4km/Lの低燃費を達成した。また、ISGのスターターモーター機能によって、静かでスムーズなアイドリングストップからのエンジン再始動を実現し、快適性を高めている。

 一部改良の内容としては、一目見てワゴンRと分かる普遍的なデザインとしながら、「S-エネチャージ」搭載機種にLEDイルミネーションランプなどの加飾を施して先進性を表現するなど、それぞれの機種の特長を活かした新しいデザインを採用した。また、CVT全車、2WD・5MT車は全機種エコカー減税の免税対象車とした。

 ワゴンRスティングレーには、後退時に左右から車両後方に接近する移動物をお知らせする「後退時左右確認サポート機能」と「自動俯瞰機能」を採用したバックアイカメラを、スマートフォン連携ナビゲーションとセットでメーカーオプション設定したほか、クルーズコントロールシステム(スティングレーT)を採用。安全をサポートする機能や快適性を高める装備を充実させた。

 価格は、ワゴンRが、107万8,920円~149万3,640円。ワゴンRスティングレーが、146万1,240円~171万6,120円。ワゴンR 昇降シート車が、142万円~152万9,000円。

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