三菱樹脂、植物工場の無農薬野菜を「ヴェルデプラス」として本格販売

2014年8月7日 14:04

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三菱樹脂は、太陽光利用型植物工場で収穫した野菜を「ヴェルデプラス(Verde Plus)」として、本格販売を開始する。写真は、葉菜類用養液栽培システム「ナッパーランド」(同社の発表資料より)

三菱樹脂は、太陽光利用型植物工場で収穫した野菜を「ヴェルデプラス(Verde Plus)」として、本格販売を開始する。写真は、葉菜類用養液栽培システム「ナッパーランド」(同社の発表資料より)[写真拡大]

 三菱樹脂は7日、長浜工場(滋賀県長浜市)に設置した太陽光利用型植物工場で収穫した野菜のブランド名を「ヴェルデプラス(Verde Plus)」として、本格販売を開始すると発表した。

 長浜工場では、国内で120箇所以上の導入実績を持つ同社子会社の三菱樹脂アグリドリーム製の太陽光利用型植物工場を採用し、2014年2月に設備を設置した。その後、雇用、栽培試験、品質確認、販路選定などを進め、今回植物工場の事業性の目途が付いたという。

 植物工場で収穫したえぐみが少なく生で食べられるサラダほうれん草の社内販売を開始し、近県の飲食店などに対しても順次販売をしていく予定という。

栽培期間中に農薬を使用せずに収穫することから、安全安心で高付加価値な野菜として「ヴェルデプラス」ブランドを消費者に訴求し、販路拡大に向けて取り組んでいくという。

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