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レクサスのワールドプレミアは、真紅のスポーツクーペ「RC」
レクサスが世界初公開した「LEXUS RC 300h」[写真拡大]
レクサスが第43回東京モーターショー(TMS)で世界初公開したモデルは、大型でラグジュアリーな新型スポーツクーペ「RC」だ。
発表された真紅のボディに包まれたRCには、2つのパワーユニットが用意され「RC350」「RC300h」というラインアップとなる。発売は2014年の後半になる予定だ。RCはレクサスのブランドイメージを牽引するモデルとして、スポーツクーペに相応しいエモーショナルでスポーティな走行性能を実現したという。
レクサス・ブランドをよく知っている方なら、前車「RC350」が3.5リッターガソリンエンジン搭載車で、後車「RC300h」が2.5リッターエンジンを電気モーターがアシストするハイブリッド車(HV)だと即座に理解できるはず。
パワーユニットの出力/トルクは、3.5リッターエンジンが318ps(131kW)/38.7kg.m(380Nm)。HVの2.5リッターエンジンは、178ps(234kW)/22.5kg.m(221Nm)+モーター143ps(105kW)/30.6kg.m(300Nm)としシステム合計で220ps(162kW)を発揮するという。
組み合わせるトランスミッションはガソリン車が8速スポーツダイレクトシフトを採用。多段オートマティックトランスミッションのスムーズな加速感と、マニュアルモード時の素早い変速・ダイレクトな操作感を獲得した。HVが採用するミッションはトヨタ製HVのスタンダードである電気式CVTだ。
ボディサイズは全長×全幅×全高4695×1395×1840mm、ホイールベース2730mm。レクサスGSのプラットフォームを流用しながらトレッドを広く、ISよりも70mm短いホイールベースとして運動性能の向上とクーペらしい、低く広くそして短めなデザインパッケージが実現した。
ボディはレクサスが誇る車体接合技術で、旗艦車種の「LS」のボディ製作で使った「構造用接着剤」と溶接技術「レーザースクリューウェルディング」が徹底して投入され、高いボディ剛性が実現。走行性能や安定性に寄与するボディ骨格となった。
大きくてラグジュアリーな2ドアクーペは、ほぼドイツ勢に席巻されているマーケット。このRCの立ち位置は、日本のマーケットでは消え去ったカテゴリー。このレクサスRCも北米市場がメインとなるか?(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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